5月
消費者目線
「マーケティング」は、単に商品の売買だけではなく、顧客のニーズ、販売ルート、市場での売れ行きなどを分析して、企業成績アップにつなげる必要があります。
そのためには、あらゆる角度から得た具体的なデータをもとに、経営状態を分析して、改善策を見出すことが大切です。
しかし、機械的にはじき出されたデータが、必ずしも現場で役立つとは限らないのです。
ほんとうに大切なことはデータの数値にはない部分で、そのことを理解できるのは第一線で働くスタッフなのです。
40歳代になって初めて働き出した専業主婦のアイディアが、企業成績に大きく貢献した実例があります。
彼女は、駅のお弁当店のパートとして働き始めて数ヶ月経ったころ、売れ残る商品がいつも同じものだという点に着目しました。
商品仕入を現場スタッフに任せてほしいと願いでたところ、販売数が倍増、廃棄処分数を減らして無駄をなくすることにも成功しました。
マーケティングの専門知識がない彼女ですが、「余るともったいないから」という主婦感覚の素朴な疑問が企業体質に新風を吹き込みました。
また、お店のディスプレイ方法の変更、扱う商品のジャンルを増やすなど、彼女の消費者目線での発想が企業に大きく貢献する結果になったのです。
ネットマーケティングの世界では多少違いがありますが、基本的に大切なことは同じだといえます。
常に消費者目線でものごとを考えて改善を重ねること、それが顧客の確保にもつながるのです。